脂肪溶解注射とは
その名の通り脂肪溶解注射は、メスを使わず薬剤を注射することで皮下脂肪を溶解(溶かす)ことが可能です。
脂肪細胞の数そのものが減少するため、治療後も半永久的に脂肪細胞を減らすことが出来るのが特徴です。
脂肪吸引ほどの即効性はありませんが、適切に使用することで、低リスクで確実に効果がある点がメリットです。
以下に脂肪吸引と内服薬との効果の違い・リスクを比較しました。
効果の比較
概ね効果としては
脂肪吸引 > 脂肪溶解注射 > 内服薬
となります。
脂肪吸引
一度に大量の皮下脂肪を取り除ける。
即効性も非常に高い。
ただし、過去に脂肪事故や重篤な健康被害の事例があり、リスクが高いのも事実です。
術後の傷跡も目立ちます。
慎重に医院や医師を選択することをオススメします。
脂肪溶解注射
脂肪吸引のような事故のリスクが圧倒的に少ないのがメリットです。
リバウンドもしずらいです。※後述
一度の注入量で取り除ける脂肪の量は手のひらサイズが限界です。
腫れが収まり、効果を実感できるのは1ヶ月程度の期間が必要になります。
内服薬
内服薬は運動量や食事量・基礎代謝・ホルモンの関係など、たくさんのことが関連します。
一般的には脂肪吸引や脂肪溶解より効果がでるペースは緩やかです。
脂肪溶解注射はリバウンドしずらい
脂肪吸引や脂肪溶解注射は内服等より、リバウンドしずらい施術です。
なぜリバウンドしずらいのでしょうか?
脂肪細胞1つが蓄えれる脂肪の量には上限がある
脂肪細胞1つが蓄えれる脂肪には上限があり、上限を超えた過剰なエネルギーは、新たな脂肪細胞として細胞の数を増加させていきます。
脂肪細胞の数量は思春期までに決まり、遺伝要素もあるため、通常の運動や食事制限などで細胞の数自体を減らすことはできず、1度増えた脂肪細胞の数は一生減る事がありません。
脂肪吸引や脂肪溶解は脂肪細胞そのものを減少させることができるため、半永久的に脂肪細胞の数を減らすことができます。
適切な部位
脂肪溶解注射の比較
脂肪溶解注射にもたくさんの種類がありますが、効果は様々です。
製剤名 | 主成分 | 効果 | 痛み・腫れ | 治療周期 |
---|---|---|---|---|
BNLS neo | セイヨウトキノキ カラクサケマン等 |
△ | 〇 | 2~3週間に1回 |
サゴニメイト | デオキシコール酸0.175% | 〇 | 〇 | 2~3週間に1回 |
デオリポ(カベリン) | デオキシコール酸0.5% | ◎ | 〇 | 1週間に1回 |
PPC | 大豆フォスファチジルコリン | 〇 | × | 1週間に2~3回 |
ミケランジェロ | 大豆フォスファチジルコリン デオキシコール酸 |
〇 | 〇 | 1週間に1回 |
FatX core | デオキシコール酸1% | ◎ | × | 1週間に1回 |
国内で取り扱いがある脂肪溶解注射ではFatX coreが最もデオキシコール酸濃度が高く、効果も出やすいのですが、腫れが強く、人にばれずに使いたい方には適していません。
逆に知名度の高いBNLS neoは、腫れはほとんどありません。
ただし効果もすぐに実感できるものではなく、週1回6~8回程度の使用が最低ラインになります。
それ以下ではほとんど効果を実感することは、難しくなります。
当院では腫れと効果のバランスの良い、”デオリポ”を使用しています。
当院ではデオリポを使用しています
日本未承認の脂肪溶解注射に、非常に高い効果を持つ、カイベラ(デオキシコール酸1%)があります。
カイベラはデオキシコール酸単体と呼ばれる薬剤で、効果は高いのですが、腫れが非常に強くでます。
デオリポ(別名カベリン)は中程度の濃度のデオキシコール酸を主成分としています。
デオキシコール酸の他に、脂肪燃焼を増進させ分解促進を行う”L-カルニチン”。
脂肪組織を血液中に誘導し排出促進を行う”アーティチョークエキス”。
その他に腫れ・痛みを抑える成分も配合しています。
そのためデオキシコール酸による腫れ・痛みを抑えながら、効果を保った非常にバランスの良い製剤となっております。
治療の流れ
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STEP1ご予約当院は完全予約制です。
ご予約は当院公式LINEから受け付けております。
その他ご不明な点やご相談も、LINEメッセージで受け付けております。
LINE予約
※医師の判断が必要な内容に関しましては、ご返答しかねるため、カウンセリング予約をご検討ください。
当日のご予約・お問い合わせはお電話でも受け付けております。
0120-489-151(受付時間:診療日10:00~17:30)STEP2来院~問診票ご来院頂きましたら、受付へお越しください。
受付終了後、カルテ作成のため問診票へのご記入をお願いします。
記入後、受付へ問診票をお持ちください。
問診票の確認が終わりましたら、カウンセリングのお呼び出しを致しますので、しばらくお待ちください。STEP3カウンセリング作成したカルテに沿って、カウンセリングを実施します。
ご不明な点や不安なことがありましたら、遠慮せずにお聞きください。
当院はカウンセリングの際に、無理な勧誘や高額の施術をおすすめすることはございません。
カウンセリング終了後は同意書の内容を承諾する場合、署名をお願い致します。STEP4施術①麻酔クリームを施術部位に丁寧に塗っていきます。
②麻酔クリームが効きましたら、丁寧に拭いていきます。
③薬剤を注入する位置のデザインを行います。
④組織を傷つけないよう薬剤を丁寧に注入していきます。
⓹施術後冷やして、施術終了となります治療回数・期間の目安
回数:4-8回
期間:1-2ヶ月
※治療回数・期間は患者様の症状・状態によって異なります。
目安回数を超えて治療が必要になる場合が有ります。費用
標準的な費用
22,000円~264,000円
(初診料・麻酔料・手技料を除く)デオリポ デオリポ 1cc 5500 8cc 33000 その他費用 ※1初診料 2,200円 ※2肌診断機 3,300(0)円 お薬代 550円 表面麻酔 2,200円 笑気麻酔 15,000円 静脈麻酔 55,000円 ※1当施術以外でも過去ご来院があれば初診料はかかりません。
※2google口コミまたは施術と同時利用時無料当施術は公的医療保険が適用されない自由診療です。
リスク・副作用
効果に個人差がある 数日間の赤みや腫れ、1~3週間ほどの内出血や腫れの可能性がある 金の糸やスレッドなどの異物が入った部位には注入できない 治療をしすぎると皮膚が緩む場合がある
未承認医薬品についての表示
未承認医薬品等
この治療で使用されるデオリポは医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。
入手経路等
韓国、New Face Laboratoriesで製造されたものを当院で個人輸入しております。
個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報は下記WEBサイトをご確認ください。
偽造医薬品等情報センター国内の承認医薬品等の有無
同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等は有りません。
諸外国における安全性等に係る情報
韓国のMFDS(旧KFDA)承認 主な副作用として、腫れ・赤み・内出血・痛みがあります。 稀な副作用として薬剤アレルギー症状や感染症の可能性があります。
医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。