ゼニカル(一般名オルリスタット)の効果と特徴
効果
ゼニカルは、脂肪吸収を抑制する働きがあります。
脂肪を分解する酵素であるリパーゼの働きを阻害し、脂肪の吸収を減少させます。
これにより、食事から摂取した脂肪の30%前後が体内に吸収されずに排出されるため、摂取カロリーを抑える効果があります。
特徴
ゼニカルは脂質に対して効果的な肥満治療薬です。
脂質は5大栄養素の中でも最もカロリーが高く、脂質の吸収を下げることは、多くの方に有効な治療法です。
脂質を直接排出することから、停滞期にも強く、2年間の継続摂取でも体重減少効果が認められます。
また、通常摂取から1~2日後に、食事で本来吸収されていたはずの油分が、目に見える形で便として排出されるので、視覚的にもダイエットを継続しやすいのも特徴と言えます。
半年間服用した効果
治験によると平均BMI約32%の被験対象者が半年間服用した際の体重減少は7.5%。
適切な生活習慣の改善と組み合わせながら半年ほど服用することで、腹囲の減少や、内臓脂肪断面積の10%ほどの減少が期待できるとあります。
ゼニカルの副作用と注意点
副作用
ゼニカルの一般的な副作用としては、以下のようなものがあります。
- 脂肪の排泄物として油っぽい便が出ること
- 便秘や下痢
- 腹痛や腹部不快感
- ガスの増加
- 頭痛
個人差もありますが、発生頻度は20%前後と言われます。
上記のような副作用は、服用を継続することで消退していく場合多いとされています。
注意点
ゼニカルを使用する際には、以下の注意点に留意する必要があります。
- 肥満治療の一環として使用されるため、適切なBMI(体格指数)の範囲内で使用することが推奨されます。
- 他の薬剤との相互作用がある場合があります。他の薬剤を使用している場合は、医師に相談してください。
- 脂溶性ビタミン(A、D、E、K)の吸収が抑制される可能性があります。
- 重篤な副作用やアレルギー反応が現れた場合は、直ちに医師に連絡してください。
安全性
ゼニカルの成分は体内に吸収されるのはわずかで、大部分は便と一緒に排出されます。
そのため薬剤が体に影響を及ぼす量は少なく、安全性は高いと考えられます。
またゼニカルは、FDA(アメリカ食品医薬品局)やヨーロッパ各国、アジアなど多くの国々で承認されている肥満治療薬です。
世界100カ国以上で使用されていますが、医師の指示に従って正しく使用することが重要です。
使用方法
ゼニカルは通常、食事の前に1錠を水と一緒に服用します。食事の中に含まれる脂肪の吸収を抑えるため、ゼニカルを食事の直前に服用することが重要です。
また、ゼニカルは1日に3回まで服用することができますが、1日の最大摂取量は120mgです。推奨される量を超えないように注意してください。
参考:http://www.jasso.or.jp/data/topic/topics7_33.pdf
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1518.html
治療の流れ
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STEP1ご予約当院は完全予約制です。
ご予約は当院公式LINEから受け付けております。
その他ご不明な点やご相談も、LINEメッセージで受け付けております。
LINE予約
※医師の判断が必要な内容に関しましては、ご返答しかねるため、カウンセリング予約をご検討ください。
当日のご予約・お問い合わせはお電話でも受け付けております。
0120-489-151(受付時間:診療日10:00~17:30)STEP2来院~問診票ご来院頂きましたら、受付へお越しください。
受付終了後、カルテ作成のため問診票へのご記入をお願いします。
記入後、受付へ問診票をお持ちください。
問診票の確認が終わりましたら、カウンセリングのお呼び出しを致しますので、しばらくお待ちください。STEP3カウンセリング作成したカルテに沿って、カウンセリングを実施します。
ご不明な点や不安なことがありましたら、遠慮せずにお聞きください。
当院はカウンセリングの際に、無理な勧誘や高額の施術をおすすめすることはございません。
カウンセリング終了後は同意書の内容を承諾する場合、署名をお願い致します。STEP4施術①医師の判断の元、処方致します。治療回数・期間の目安
回数:2-3回
期間:2-3ヶ月
※治療回数・期間は患者様の症状・状態によって異なります。
目安回数を超えて治療が必要になる場合が有ります。費用
標準的な費用
19,800円~29,700円
(初診料・麻酔料・手技料を除く)ゼニカル ゼニカル 1錠 330 その他費用 ※1初診料 2,200円 ※2肌診断機 3,300(0)円 お薬代 550円 ※1当施術以外でも過去ご来院があれば初診料はかかりません。
※2google口コミまたは施術と同時利用時無料当施術は公的医療保険が適用されない自由診療です。
リスク・副作用
効果に個人差がある 放屁、便意切迫、脂肪便、排便の増加および便失禁、胃もたれ、腸の不快感などの消化器症状があらわれる場合がある 油溶性ビタミンの不足
未承認医薬品についての表示
未承認医薬品等
この治療で使用されるゼニカルは医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。
入手経路等
イタリア、Rocheで製造されたものを当院で個人輸入しております。
個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報は下記WEBサイトをご確認ください。
偽造医薬品等情報センター国内の承認医薬品等の有無
同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等は有りません。
諸外国における安全性等に係る情報
米国のFDA承認 主な副作用として放屁、便意切迫、脂肪便、排便の増加および便失禁、胃もたれ、腸の不快感などの消化器症状があらわれる場合がある。油溶性ビタミンの不足の可能性がある。 稀なリスクとして重度の肝障害が報告されています。 FDAは現時点では、重度の肝障害とゼニカルの使用との因果関係は確立されていないとしながら、万が一、肝障害の徴候(食欲不振、かゆみ、黄疸、暗い尿、明るい色の便、または右上腹部の痛み)があるようなら医師に相談するよう促しています。
医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。